日本では心のうちを表には出さず、耐え忍ぶ事が美徳とされてきました。
そして、言葉で表現していない相手の気持ちをくみ取る文化、
いわゆる「空気を読む」習慣があります。
そのため、悩みを表には出せずにいる方が非常に多くいらっしゃいます。 私もその一人でした。
2018年、父の突然死と愛猫の壮絶な闘病、介護、別れを同時に経験した際、
その苦しみを表に出せず独り苦しんでいるうちに、
人前で声が全くでなくなると言う心身症を患いました。
心を立て直そうと、心理学を学び始めたのです。
自身の受け取り方ひとつで幸せになれる事を学びました。
そして、カウンセリングを実際に受けて初めてその大切さ認識したのです。
しかし、日本では、「カウンセリングは、“うつ状態の人が受けるもの”」
と多くの方が誤認識しているため、独りで抱え込んでいる方が多く、
厚生労働省の調べによると、自殺の多くは複合的な原因や背景がありますが、
病気などの健康上の理由が最も多い結果となっています。
心を立て直すためには、まず、「安全な場所」を作ることが必要です。
カウンセリングを通して、人生をよりよく歩めるようになります。
そして、カウンセラーは相談者の心に寄り添い、安全な場所づくりを担います。